こんにちは!おはるです!
猫トイレに使う猫砂って、コスパ高くないですか?うちは猫を2匹保護しているんですが、食費にお金をかけてあげたくて猫砂代を節約したいと考えています。
でも毎日使う物だから、消臭力や安全性も妥協したくない…そこを踏まえた上で一番コスパのいい猫砂ってどれなんだろう!?ってことでめっちゃ調べてみました。
結果として木質ペレットを選んだんですが、猫砂をタイプ別に解説しならがおすすめな理由をお伝えしまーす!
猫トイレのコスパって毎月どのくらい?
猫を飼っていると、なんの猫砂を使っているかって絶対話題になりますよね。
きっと猫砂の種類が多すぎるのが原因なんだと思いますが、それぞれにメリットデメリットがあるので、その中から猫ちゃんにとっても飼い主にとっても最適なものを選ぶのは本当に難しいです。
しかも猫トイレは固まる猫砂を使うタイプと固まらない猫砂を使うタイプの2種類があり、トイレに合わせた猫砂を買う必要があります。
そこで、まずはそれぞれの猫トイレで使える猫砂のコスパがどのくらいなのか調べてみました!
猫砂が固まらないタイプをシステムトイレで使う場合
固まらないタイプの猫砂を使う場合は、猫トイレにペットトイレシートを格納できるシステムトイレを使う必要があります。
システムトイレは水分を吸収しない猫砂を敷き、オシッコが猫砂を通過してトイレ下部に格納されたペットトイレシーツに吸収される仕組みです。うんちは猫砂の中に残るのでスコップで取り除きます。
システムトイレの最大のメリットはトイレ掃除の回数を最小限に減らせることで、トイレ掃除はうんちをした時だけでいいし、オシッコが吸収されるシートは週1回の掃除で十分です!(猫1匹の場合)
猫砂は月に1度を目安に全部交換してあげると消臭効果が高いですよ!
ただ、選ぶ猫砂のタイプによっては値段が高く、ペットシートと合わせると月々のコスパがめっちゃ悪くなるので、猫トイレのメーカー選びは慎重に行う必要があります。
システムトイレで使用できる猫砂のタイプは主に以下の4つです。
各タイプのコスパを計算してみました。
※計算方法は、価格ドットコム・amazon・楽天・公式サイトで値段を確認し安いものを元に計算しています。いずれも執筆時点の目安の金額です。また、猫1匹のひと月あたりのコスパで計算しています。
木質ペレット
木質ペレットは、木のくずを長さ0.5cmほどに圧縮したものです。
本来はストーブやボイラーの燃料として使われていたんですが、水分を含むとおがくず状に砕ける性質があり猫砂として利用できると注目を集めています。
メリットは値段が安い・消臭効果が高い・天然成分のみで作られているので猫の身体にも安全という点です。
デメリットは、掃除が面倒なことと、ひと粒が大きいので猫ちゃんによっては嫌いな子がいるかもしれません。
私は木質ペレットを使っているんですが、うちの猫ちゃんは2匹とも問題なく使ってくれています
主に楽天市場で購入していて、1袋に33リットル入って値段は約2000円。
1匹あたり1か月で2リットルほど使うので、ひと月のコスパは約125円です。
ただ、注意点としてシステムトイレのメーカーによってはペットトイレシートを併用する必要があります。
トイレシートは安いものでも1枚45円くらいするので、週に1回(月に4回)交換するとしたら月々のコスパが約180円です。消臭効果が高いものを選ぶと1枚100円近くするものも!
木質ペレットはトイレシートと合わせて使っても充分コスパがいいんですが、私は偶然トイレシートのいらない猫トイレを見つけたので、木質ペレット代のみで済んでいます!
ペットシーツが必要なければ月々のコスパは約125円で済みますからね。
トイレシートのいらない猫トイレは以下の記事で紹介しています!
木系
木系の猫砂は木質ペレットに防水加工がされているもので、水分を含んでも砕けることがありません。そのためトイレシートの利用は必須。
主に、システムトイレで有名な「ニャンとも清潔トイレ」や「デオトイレ」などにラインナップがあります。
防水加工のされた木系の猫砂を使いたいのであれば「ニャンとも清潔トイレ」が一番種類が豊富で、チップの大きさを極小・小さめ・大きめの中から選ぶことができます。
「ニャンとも清潔トイレ」の猫砂は1回2.2リットルで約1.5か月利用でき、トイレシートの交換頻度は週に1回です。
ニャンとも清潔トイレはトイレシートの値段が結構高め設定なんですよね…。
「デオトイレ」の場合はコスパが月々1000円くらいでした
シリカゲル系
シリカゲルとは人工的に作られた乾燥剤のことで、お菓子の梱包の中にも入っています。シリカゲルタイプも吸水はしないのでトイレシートは必須です。
シリカゲルタイプの猫砂はニャンとも清潔トイレでは取り扱いがなく、デオトイレやアイリスオーヤマで販売されています。
シリカゲルの猫砂は消臭力が高いと言われているので、私も木質ペレットに出会う前はこの猫砂を使っていたんですが、夏場や交換日近くは結構臭いがしたんですよね(汗)
価格の安めなアイリスオーヤマの猫砂で1か月のコスパを計算してみると…
デオトイレはシリカゲルタイプもコスパ1000円くらいでした
シリカゲルは誤って食べてしまっても体に害はないと言われていますが、人工的に作られたものなので、誤食してしまう猫ちゃんは念のため避けた方がいいかもしれません。
紙系
紙で作られた猫砂はほとんどが固まるタイプなんですが、「デオトイレ」の猫砂に紙タイプのものがありました!
紙タイプの猫砂は重量が軽いので、購入時やゴミ捨ての時に持ち運びしやすいというメリットがあります。
「デオトイレ」の砂とトイレシートでコスパを計算してみると…
猫砂が固まるタイプを使う場合
猫砂が固まるタイプが使える猫トイレはシステムトイレよりも本体価格が安く、デザインの種類も豊富にあります。
ただ、うんちだけじゃなくおしっこをした時も猫トイレの掃除が必要になるので、システムトイレと比べると手間がかかります。
私自身、固まるタイプの猫砂を使っていた時期もあったんですが、仕事で日中留守にすることが多く、こまめに掃除できないせいで固まった猫砂を猫が踏んで砕いてしまっていました。
そうすると掃除がめっちゃ大変だし、臭いも結構キツかったんですよね…。
正直、日中こまめに掃除できない方はシステムトイレを使うことをおすすめします!
固まるタイプの猫砂の主成分は以下の通りです。
固まるタイプは、猫ちゃんの排泄の回数によって掃除頻度が増え、そのたびに猫砂を消費するので猫砂の種類や個体差によって差が結構あります。
今回は全タイプ販売していて、個人的に一番使いやすかったLINOの「ニオイをとる砂」でコスパを比較してみます。
清潔に保つことを考えると2週間に1度・最低でも月1回は砂を全部交換したほうがいいので、月に2袋使用するとして計算してみました。(砂量にすると約10~15リットル)
鉱物系(ベントナイト)
鉱物系の猫砂は、粘土の一種であるベントナイトという原料でできています。そのため、ゴミをトイレに流して処分することはできません。
ベントナイトの猫砂は粒子が公園の砂場くらい細かくて、猫ちゃんが一番好んで使うと言われています。
ただ、ベントナイトはその粒の小ささのせいで、砂かきのときに飛散しやすく、めちゃくちゃ掃除が大変です。
しかも猫が砂かきした時に、足の肉球に粉がつくので、フローリングのリビングに足跡が点々と…(汗)
猫ちゃんが、このタイプしか使ってくれない!とかだと致し方ないんですが、使い勝手としてはトイレとリビングの掃除が必要になるのでかなり大変です。
LIONの「ニオイをとる砂」(1袋5リットル)で計算したコスパは以下の通り。
紙系
紙系の猫砂は、システムトイレ用のものと同様軽くてゴミ捨てがしやすいというメリットがあります。
ただ、おしっこを吸収した猫砂の固まり具合が鉱物系と比べて柔らかく、猫が踏んだだけでボロボロに崩れてしまうことがありました。
メーカーによってはトイレに流せるものがあるのはいいなーと思うんですが、一度に大量に流すと詰まりの原因になるので注意が必要です。
LIONの「お茶でニオイをとる砂」(1袋7リットル)で計算したコスパは以下の通り。
※コチラのタイプはトイレに流せません
おから系
おから系の猫砂は、食品からできていて安全性が期待できます。
私は使ったことがないので実体験が書けず残念なんですが、調べたところ食べてしまう猫ちゃんが多いそうです。
また、消臭力が低めのようなんですが、トイレに流せるタイプが多いのでこまめに掃除できる人にはいいのかもしれません。
LIONの「ニオイをとるおから砂」(1袋5リットル)で計算したコスパは以下の通り。
※トイレに流せます
木系
固まるタイプの木系の猫砂は、木質ペレットにも使われる木のくずに凝固剤を使用して固まるように加工してあります。
使用する凝固剤によってはトイレに流せるよう作られている猫砂がありますが、ベントナイトを使っているタイプはトイレに流すことができません。
私は木系の固まる猫砂を使ったことがないんですが、紙系やおから系よりは消臭効果が高めなことが多いそうです。
LIONの「ポプラでニオイをとる砂」(1袋5リットル)で計算したコスパは以下の通り。
猫砂のコスパ・消臭力・安全性比較表
今回調査した猫砂のコスパを安い順に表にまとめてみました。
安全性や消臭力についても記載したので、猫砂選びの参考にしてみてくださいね。
値段はあくまでも執筆時点での調査結果になります。
メーカーや販売元によって値段は前後するので注意してください。
猫砂の種類 | 砂のタイプ | 消臭力 | 安全性 | コスパ |
---|---|---|---|---|
木質ペレット | 固まらない | 高め | 天然成分のため高め | 125円 シート併用の場合は305円 |
シリカゲル系 | 固まらない | 高め | 安全だが 化学物質である | 674円 |
紙系 | 固まらない | やや低め | 安全だが 吸水ポリマーの誤飲に注意 | 1010円 |
紙系 | 固まる | やや低め | 同上 | 1036円 |
ベントナイト系 | 固まる | 高め | 問題ないとされているが 粉塵や誤飲に注意 | 1052円 |
木系 | 固まる | 高め | 凝固剤に使われている成分に注意 | 1070円 |
おから系 | 固まる | 低め | 成分が食品のため高め | 1106円 |
木系 | 固まらない | 高め | 天然成分のため高め | 1210円 |
コスパの良い猫砂の選び方まとめ
猫砂のコスパを調べてみると、木質ペレットが圧倒的に安かったです。
デメリットは掃除が大変だということなんですが、慣れてしまえば大丈夫ですし、コスパを考えれば許容範囲かなと思います。
オススメの猫トイレはトイレシートのいらないペティオの「猫システムトイレ」なんですが、トイレを買い替えたとしても半年くらいで元が取れるので思い切って買い替えてみるのもいいかもしれません。
トイレ代が安くなると、ごはんやおもちゃなどにお金をかけられるようになりますよー☆
ぜひ検討してみてくださいね!
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